投資初心者は投資を行う際に一気に大きなお金を投じる場合があります。しかしFX取引では、損失の計上が付き物です。最初の段階では小額資金で取引を行い、勝てる自信が付いた後に投資金額を増やしても遅くはありませんよ。
最初から上手なトレードはできない
投資をする、というと初心者は一気に資金を投じてしまう場合があります。FXは不動産投資のように、開始するのに大きなお金が必要という訳ではありません。しかし株式投資でも20~30万円からスタートできる所を、儲かるからと一気に100万円以上を投じるFX初心者投資家が少なからず存在します。
投資も勉強や仕事と同じで、少しずつ上達するものです。最初の頃は失敗やミスは避けられませんし、そもそも投資で100%儲かることはありません。少しずつ経験や知識を積み上げて、その結果お金が増えて行く、それが本来あるべき姿です。
しかし何故か一気に近道を目指し、結果的に大きな資金を失う投資家は少なくありません。
最初は無くなっても痛くない金額から始めるべき
FX投資の最初の段階では、仮に全額損失となっても生活に支障のないレベルの金額からスタートするべきです。貯金50万円の方がFXで25万円以上投じることはリスクの取り過ぎです。既にFXで稼げる自信があれば別ですが、初心者の場合はその25万円を全額損失としてしまう可能性があり、その場合は資産の半分が消滅します。
株式は銘柄によっては百万円単位で投資資金が必要になります。同じような感覚でFX取引を始めると、最初に百万円単位で入金を行うことになります。FXトレードにとって100万円は大金です。投資金額の全額を失うリスクのあるFXは、最初の段階では小額資金でスタートして、勝てる感覚がつかめるまで大きな資金を投じるべきではありません。
大きな金額でFX取引を行えば大きなリターンが得られる可能性は否定しません。しかし大きな損失を計上するリスクも表裏一体、ということを忘れてはいけません。
投資金額は人それぞれですが、FXのスタート段階では投じる金額は抑えるべきです。そして“勝てる”という自信が付いた後に、少しずつ投資資金を増やすこと。最初の段階からFXに大金を投じるのは非常にリスクの高い行為です。ご注意ください。
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