MAM及びPAMMの特徴、他人が出す損失を受け入れられるのか?

外部トレーダーに資金の運用を任せるMAM及びPAMMについて解説いたします。MAM及びPAMMの利用の際は、他人に任せたトレードで損が発生しても受け入れられるのか、という点をジックリ考える必要があります。

MAMについて

MAMとは「Multi Account Manager」の略であり、投資家がプロのトレーダーに対して運用を任せる仕組みです。システムトレードに似ていますが、システムトレードはコンピューターがルール通りにトレードする一方で、MAMは人間のトレーダーの売買に従い取引が行われます。

運用委託とは異なり、資金自体をトレーダーに預ける訳ではありません。自らの口座とトレーダーの口座を連携させることで、トレーダーと同じ取引を自動的に行う仕組みであり、資金盗難リスクはありません。(ただし利用する海外FX会社自体のリスクは存在します)

PAMMについて

PAMMとは「Percentage Allocation Management Module」の略であり、MAMに類似のサービスです。MAMと同様にトレーダーが行う取引に沿った内容で売買が行われますが、MAMと異なりトレードの内容は投資家には分かりません。投資家は結果(資金の増減)のみを受け取る形です。

MAMは投資家がトレーダーの売買履歴をトレースすることで、トレーダーにはトレードノウハウが流出するリスクがあります。しかしPAMMはノウハウ流出リスクがありません。よってトレーダーにはPAMMが好まれます。

MAM及びPAMM利用の注意点

MAM及びPAMMのいずれも外部トレーダーに資金運用を任せるサービスです。自らの取引で損失を計上した場合は、自己責任という意識もあるためあきらめがつきます。しかしMAM及びPAMMは他人に運用を任せた上で、損失を計上した場合でも黙って受け入れる必要があります。

MAM及びPAMMのメリット及びデメリットは多数ありますが、他人に資金を預けて損失が発生した場合でも受け入れることができるのか、という根本部分が非常に重要です。全く受け入れられない方、小額なら受け入れられる方、比較的大きな資金でも大丈夫な方、資金量や投資家のタイプにより様々なスタンスがあります。

MAMやPAMMの利用の前には自身や資金の性格から、外部の人間に資金運用を任すことができるのか、という点についてジックリ考える必要があります。

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