FXでは攻めよりも守りが大切

100万円稼いだ等、攻めのイメージが強いFXですが、FXは利益が大きい反面、損失額も大きくなります。

FXでは大きな負けで資金を減らさずに、生き残ることが重要です。FXを始めた最初の段階では利益追求に走るのではなく、生き残りのためにジックリとFXに取り組む姿勢が重要となります。

FXでは生き残ることが何よりも大切

書店のFXコーナーなどに行くと、月に100万円儲けた、といった書籍を目にすることがあります。確かにFXはレバレッジを効かせた取引が可能であり、成功すれば一気に投資資金を増やすことができます。しかし一方で相場が予想と逆に進めば、一気に投資資金を失うことになります。

FXで勝っているのは投資家の1～2割に過ぎない、という話も耳にする程です。FXで生き残りを果たすのが難しい、というのも一面の真実です。

よってFXでは“まず生き残ること”が最初の第一歩です。生き残りさえすれば、その後で利益を獲得できる可能性が高まります。

FXでは攻め＝トレードの技術やシステムが重要視される傾向にあります。しかし前述のように、FXでは生き残ることが大切です。

よって最初の段階では負けることがあっても、生き残ることができる体制や環境整備に力を入れるべきです。資金管理をシッカリ行う、連敗に備える、眠れない程の取引数量で取引しない等、生き残るためにできることは多く存在します。

生き残ることさえできれば、以後は経験やノウハウの蓄積により、投資資金の増加の可能性が高まります。会社の新入社員が仕事を覚えるのも3年はかかります。FXトレードも裁量であれシステムトレードであれ、ある程度の勘所を覚えるのに時間がかかるのは当然です。

よって今後FX投資家を目指すのであれば、FX投資の勘所を掴むまで生き残る必要があります。FXで儲けるのは後、生き残るのが先です。

FXは儲けたい、という一心で無理な取引を行う投資家も少なからず存在します。しかし無理な取引はいずれ破綻します。まずは生き残るために手堅くFXを始めて、守り重視のスタンスでFXに取り組むことをオススメします。

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