株式市場は平日の9時から15時しか取引できず、また祝日も取引ができません。一方で為替市場は平日なら祝日に関係なく24時間取引が可能です。
ただし平日は24時間取引可能な為替市場ですが、株式市場の影響を受けるため祝日の存在に注意した上での取引が求められます。
為替市場は平日なら24時間開いている
国内の株式市場は平日の9時から15時までが取引時間です。株式投資を手掛ける個人投資家は多いものの、日中仕事をしているサラリーマン・OLは株式市場の状況を見ながら取引するのは困難です。よって事前に買い注文や売り注文を入れ、約定を待つスタイルが一般的です。
一方で為替市場は平日なら24時間開いています。土曜日と日曜日は株式市場と同様に取引は行えませんが、平日の24時間に加え、国内が祝日の日も海外市場が開いているためFX取引ができます。
よって日中仕事をしているサラリーマン・OLでも、帰宅後に市場の状況を見ながらのFX取引が可能です。サラリーマンやOLにとって、市場の状況を見ながら取引できる、という点が株式取引とFX取引の大きな違いの1つです。
ただし為替市場も祝日に影響を受ける傾向にある
祝日は国内外を問わず株式市場は休場となり取引はできません。一方で為替市場は祝日でもオープンしていますが、為替市場と株式市場はお互いの値動きに影響を与えあっています。
よって株式市場が休場の際は、為替市場は値動きが小さくなる傾向にあります。例えば国内が祝日の際は、日本人投資家が主要プレイヤーの朝から15時頃までの為替市場の値動きが小さくなる傾向にあります。よって祝日の日中にサラリーマン・OLがFX取引に取り組んでも、値動きが無くストレスが溜まるだけの結果に終わる可能性が高いです
またアメリカが祝日の際は、本来値動きが大きい日本の夜の時間帯であっても、為替市場の値動きが小さくなる傾向にあります。
平日は24時間取引可能なFXですが、株式市場の影響を受けるため、FX取引を行う際は祝日の存在には充分注意して取引を行うべきといえるでしょう。
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