FXトレードを始める最初の段階では、デモトレードの利用という選択肢も存在します。しかしある程度過去検証などで納得できる取引方法が見つかった後は、小額でも実際に資金を投じてリアル口座で取引することが重要です。
リアル口座で取引することで、デモ口座では分からない様々な気付きを得ることができますよ。
デモ取引では真剣なトレードはできない
過去検証など様々な検証の後、このシステムやツールでトレードしよう、と決めたなら、実際に小額資金を投じてリアル口座でトレードすることをオススメします。
FX会社の多くはデモ口座があるため、実際の取引環境と同様の環境で資金を使わず取引ができます。しかし人はデモ口座だと真剣に取り組みません。適当な投資判断を行ったり、あえて損切りや利益確定を先延ばしする等、軽い気持ちで平気にルールを破ります。
デモトレードはあくまでもデモとして割り切って利用すべきです。
実際に市場に自らの資金を投じなければ分からないことが沢山ある
小額であっても実際に自らの資金を投資することで、様々な気付きを得ることができます。ポジションを持った後、含み損が膨らむにつれドキドキする気持ちはデモトレードでは味わうことができません。また利益が少しでも乗れば、利益確定したい誘惑に駆られます。
小額でも自らの資金を取引に投じることで、過去検証やデモトレードでは見えない様々なことが見えるようになります。例えば検証では何度連敗しても最終的に勝つシステムの場合、実際に資金を投じてみるとそのシステムの利用はメンタル的に耐えられないのが通常です。こういった経験は実際に資金の増減を経験しないと分かりません。
過去検証の後、いきなり大金を投じることは非常にリスクの高い行為です。しかしある程度納得できるシステムが見つかれば、次は小額であってもリアルマネーで取引を行うべきです。小額で投資を行い、様々な気付きを得ながら少しずつ投資資金を増やしていく。この進め方でFXトレードに取り組んではいかがでしょうか。着実に前進することができますよ。
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