資金管理は“1回の負けトレードでいくらまで損失を許容するのか”という点に帰結する

1回のトレードで“いくらまで損ができるのか”を把握した上でトレードしていますか？もし考えていないなら、早急に考えるべきです。資金管理は知っているか・知らないかの面が多い世界です。1回当たりの損失許容額を把握してトレードすることで、FXで生き残る確率を高めることができます。

トレード手法と資金管理は車の両輪

トレード手法と資金管理は、トレードにおいて車の両輪といわれることがあります。FXではトレード手法に注目が集まりますが、トレード手法と同等に資金管理も重要です。

資金管理もトレード手法同様に非常に奥の深い世界であり、単行本が何冊も発刊されています。よって初心者には食わず嫌いの方も多いのではないでしょうか。

しかし資金管理はトレード手法よりはるかに簡単に身に付けることができます。知っているか・知らないか、それだけに帰結する部分もあります。

難しくすれば随分と難しくもできる資金管理ですが、重要部分を1つ覚えることで最低限度の資金管理ができます。それが、1回の負けトレードでいくらまで損を出せるのか、という点です。

投資資金から考えて1トレード当たりの損失許容額を考えることで、必然的にポジションの数量（枚数）も決まります。この意識を常に持ち、トレード毎に損失許容額を考えれば自動的に取引数量が決まります。

それだけのことですが、それをするだけで少なくとも1回の負けで為替市場から一発退場となる事態を回避できます。初心者トレーダーは資金管理の意識なく、1回当たりの損失許容額を考えずにトレードするケースが殆どです。

資金管理は知っているか・知らないか、それだけの部分があります。簡単でよいので、早い段階から資金管理の意識を持った上でトレードを行うべきです。

トレード手法を資金獲得のための矛とすれば、資金管理は資金を守るための盾です。しかし盾を持たずに殆どのFX初心者は為替市場で痛い目にあい、退場や大怪我をしています。

基本的な資金管理の考え方は、1回のトレード当たりいくらまでの損失を許容するか、です。ここを抑えるだけで充分です。

FXトレードをする際は資金管理の意識を必ず持った上で行うべきです。それが為替市場での生き残りにつながりますよ。

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